インプラントの運命 The Fate of Implants
手入れしてますか?
要旨
- 1990年に当時41歳男性の患者に下顎に左右2本ずつインプラント治療を行なった
- ほとんどメインテナンス無しに34年経過して2024年にその患者が来院した
- 片側(左)のインプラントはすでになく、右のインプラント2本の内1本がインプラント周囲炎のため撤去が必要となり残る自分の歯の歯周病も進行した状態であった
1990年初診時のレントゲン写真
上顎全体と下顎の奥歯にインプラント計画がなされたが実際には
下顎のみの治療がなされた
2024年来院時,34年後のレントゲン写真、下顎左にはインプラントが無く、右側の2本のうち前の方が進行したインプラント周囲炎の状態である。右奥のインプラントが無傷で残っているが奇跡としかいいようがない。
口腔インプラントを入れている方は最低でも6ヶ月に1度の専門家による清掃を受けることをお勧めします!
コメント
コメントを投稿